2017/04/09

WPFのPer-Monitor DPIサポート(その4)

完結編。


Windows 10 Creators Updateがリリースされましたが、Windows 8.1から3年経過して、なぜか分かりませんがMicrosoftがようやくデスクトップアプリのPer-Monitor DPI対応に力を入れてきています。今更WinFormsまで対応してくるとは予想外でした。
新APIの追加など色々ありますが、WPFの場合は特別なことをしていない限り、関係するのはマニフェストへのPerMonitorV2の追加だけです。
これでWPFでも、例のNon-client areaのスケーリングが自動的にかかるようになります(Creators Update上では。なお、この例はAnniversary Updateより前の対応は自前でやる前提のもの)。

これによって、WPFのPer-Monitor DPI対応はひとまず完成ということで、何か特別なことをしない限りマニフェストに書くだけです。まあUIを作っていると、その何か特別なことが往々にして必要になりますが。