(このエントリは一続きのエントリの1/2)
[参考]
Qwerters Clinic: IBM USB Travel Keyboard with Ultranav
Keyboard Maniacs: IBM USB Travel Keyboard with UltraNav - US English
ケータイWatch: 週刊スタパトロニクスmobile: ニッチ過ぎる俺のキーボード選択基準「トラベルキーボード」
Qwerters Clinic: IBM USB Travel Keyboard with Ultranav
Keyboard Maniacs: IBM USB Travel Keyboard with UltraNav - US English
ケータイWatch: 週刊スタパトロニクスmobile: ニッチ過ぎる俺のキーボード選択基準「トラベルキーボード」
2003年の発表時からスライドパッドがどうも邪魔に見えて、そのうちスライドパッドなしのバージョンも出るだろうと手を出さずにいたが、一向にその気配がないので5年越しで入手したもの。と書いている傍から、Design Mattersでは新製品のためのサーベイの話が出ているが(ThinkPad External Keyboard Survey: Just Your Type?)。ちなみに、このキーボードにはPS/2版も存在する(NetBAY 1U モニター・キット 日本語/英語キーボード)。
ともあれ、このキーボードのキータッチだが、よく指摘されているとおり、あまりよろしくない。キータイプがかっちりせず、わずかにばたつく感じがある。
キーボード単体としては、最近のThinkPadのキーボード並で、特段悪くはない。ベースのアルミ板は厚みがあって、比較的しっかりしている。となれば、問題は筐体との建て付けということになる。
キーボード裏にはPCBが固定されている。キーボードと筐体の固定は、中央部のネジ2本だけで(写真にある3本のうち1本はアース線の接続用)、後は上下の筐体に挟み込まれているだけ。
キーボードとPCBの間の接続は、フィルムケーブルをそのまま挟み込ませるタイプで、(ThinkPad以外の)ノートPCではよくある方式。この接続方式と固定ネジから、少なくともT30等のキーボードをそのまま流用したものではない。
キーボードをそのまま下部筐体に固定してみたところ。
キーボードを筐体のリブで支える構造ということが分かる。
このリブに載っているだけの部分が、キータイプ時にわずかにばたつき、キータッチをスポイルしている模様。これを改善するには、キーボードと下部筐体をきっちり固定する必要があると思う。