2008/08/10

ThinkPad X200(体験会)

10日に行われたThinkPadの体験会(Lenovo Premium Club会員対象)に行ってきた。六本木のLenovo本社にて。新発売の機種が揃っていたが、目当てはX200である。

冒頭の説明の後、舐めるように見ていいということだったので、舐めるように見た。

当然だが、横長だなというのが第一印象。LCDベゼルの太さは、実物で見るとあまり気にならなかった。むしろ個人的には、きわめて感覚的なものだが、X6xよりLCDの縦幅が物理的に狭いのが、何か損をするような気がした。文字の大きさは、このぐらいなら別に問題なさそうである。

このアングルから見ると、横長ぶりが強調される。

横から見て気付いたのは、キーボードベゼルの左右と上辺が、パームレストとは別部品になっていること。X6xまでは一体の部品で、筐体側面の上半分まで覆っていたが、X200では側面は上まで底面と一体になっている。X300に似た処理。

右側面のHDDベイの部分。底面と側面の角も、エッジがとれたX300に似た処理になっている。

前部のLCDラッチレバーとメモリーカード・リーダー。これまで正面に向いて切り立った形になっているのかと思っていたが、楔形の筐体になじんだ形になっているので、違和感はない。

LCDベゼルと天板。天板はマグネシウムの本体と上端部分のプラスチックは別部品。LCDベゼルにあるアンテナを示す凹凸と、天板の本体と上端の境目の位置が微妙に合っていないが、実際にアンテナがあるのは当然この境目の上なのだろう。

X200のウルトラベースには少し驚きのギミックがある。左側面を開けるとバッテリー・チャージャーの端子が出現する。ウルトラベースX3以来である。

これがウルトラベース単独でチャージできるものかどうかは聞き忘れた。

X60(手前)と並べた状態だが、横幅以外の寸法はほとんど変わらない。

その他の点として、
  • 自分がタイプした個体は、キーボードの手前側の固定が甘いように感じた(少しばたつく)。
  • 感覚的なものだが、6セル・バッテリーを装着している割には軽く感じた。
  • 起動状態であちこち触ったが、熱は全く気にならなかった。排気口から熱風が出るということもない。
全体的に思っていたよりかは悪くないように感じたので、そのうち出るだろうX200sを含めて、このシリーズで適当な構成のモデルが出てくるようになれば、検討対象には入ると思う。

ちなみに、最後の抽選で外れを引いたら、Lenovoロゴ入りの4色ボールペンと携帯電話フィルターをいただいた。