1. 先例
IDEとSATAの間の変換基板を介してSATAのSSDを繋げた例として、以下が見つかる。
- 2.5インチのSSD(Vertex)を繋げた例: としみずさんのとってもハマッた SSD搭載改造2(追記)
- USBメモリ型のeSATAのSSD、EeePC用のSSDを繋げた例: ThinkPad X40、X41の部屋
2. 実験
既にIDEコネクタのSSD(G-Monster 1.8 IDE V3)があるので(これもSATAのSSDをオンボードでIDEに変換しているわけだが)、性能的に交換する意味がありそうな1.8インチ以下のSSDとなると、IntelのX18-Mぐらいしか思いつかない。そこでX18-Mを繋いだらどうなるか、同性能のX25-Mを実験的に繋いで確認してみる。
変換基板は先例と同じSATA-44A。延長用のSATAケーブル(コネクタの一部を削ってある)を使用。
これにX25-Mを接続。電源は別途供給する。
この状態でCrystalDiskMarkを行うと以下のようになる。
X25-Mをもってしてこの程度。ReadはPATA(Ultra DMA mode 5)の上限(100MB/s)を考えればそれなりだが、Writeは本来の速度が出ていない。
参考までに、G-Monster 1.8 IDE V3では以下のとおり。それぞれ得手不得手があるが、全体的にはたいして違わない。
試しに、Travelstar 5K500.Bを繋ぐと以下のようになる。
なぜかシーケンシャルライトの速度がSSD勢より出ているが、本来の速度よりは低い。
3. 結論
これ以上SSDを交換してもX40側の限界で性能発揮は難しいことが分かった。諦めが付いた。
3 コメント :
こんばんは、としみずです。リンク頂いてありがとうございました。うちのへたれ記事と違い、かっちり調べて書かれていてとても参考になります(^_^)
ところでSSDの速度でWriteが遅いのは、UDMA2病が起きていてReadはhdparmなどで対策された後だからでしょうか? もしそうでしたらWriteも対策可能な様です。先日、同じくうちにリンクされてるconecoクラブのユーザーレビューを逆に見つけまして、WPCREDITを使った方法が紹介されていました。既に試せる環境が無いので情報のみですが、ご参考までに。
1.8インチIDEということで場所が狭いのと、万一殻割したSSDが故障したときに無保証(初期Vertexの罠で¥6万+データが先日飛んで大ショックでした)なのがネックで改造は大変ですが、H4PM064GなどのIDE-SSD+ツールで使いこなすのはありかもと勝手に想像しています。
遅ればせながら、今後ともよろしくお願いします。
承認が遅れてすいません。以前教えていただいた変換基板を試してみた結果なのですが、こんな感じで。
UDMA2病の可能性については、確認してみましたがUDMA5で接続していたので、それはないと思います。シーケンシャルライトについてはHDDではもっと上の数字が出てますし、どうもよく分からないです。
ともあれ、こちらこそ今後ともよろしくお願いします。
初めまして。
古い記事のコメントですみません。
http://www.h4.dion.ne.jp/~myn/PC/TP_X41/X41_SSD.html
この方は、SATA変換基板を私用せず
に、SATA化を成功させていました。
ただし、ハードディスクアクセ
スランプが動作しないみたいです
が・・・
参考までにご紹介差し上げまし
た。
こちらでX40熱が上がってきまし
たなら、ぜひその記事をアップし
ていただけますと嬉しいです。
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