以前に同じような警告が出たときは、適当に「この種類のファイルであれば常に警告する」のチェックを外していた気がする。ただ、本当に危険な「この種類のファイル」の場合でも警告が出てこなくなるのも考えものだろうから、実行ファイルのB2.exeのプロパティを開いてみた。
この下にある「セキュリティ」部分の「ブロックの解除」をクリックすると、この部分が消え、起動時の警告も出てこなくなった(OSはXP SP2)。調べてみると、これはZoneidというものらしい。
[参考]
@IT: XP SP2のZoneIdとは?
@IT: XP SP2のZoneIdとは?
これで終わりかと思ったら、そもそもセキュリティの警告のダイアログボックスに誤訳があるとのこと(高木浩光@自宅の日記: Vistaになっても直らなかったWindowsの杜撰な日本語訳)。
以下はVistaにおける日本語と英語のダイアログボックス(VistaをUltimateにしていた意味が初めてあった、個人的に)。
つまり、
- 「この種類のファイルであれば常に警告する」の英語原文は「Always ask before opening this file」であり、「この種類のファイル」の部分は正しくは「このファイル」である。したがって、単に、このダイアログボックスが出たときにこのチェックを外すので実は正解だった。何それ?である。
- ダイアログボックスのタイトルにある「開いているファイル」の英語原文は「Open File」であり、正しく訳すとすれば「ファイルを開く」になる。そういえば、何か要領を得ない言葉だと思っていた。より内容に即して意訳すれば、「実行しようとしているファイル」ぐらいかと思う。
「この種類のファイル」の方は「このファイル」に修正されている(その後の「を」が抜けているが)。一方、タイトルの方は「開いているファイル」のまま。
一応ベータプログラム参加者ではあるので、レポートの送信で報告しておいたが、リリース版でどうなっているか。案外、Microsoftの人は「開いているファイル」で正しいと思っているのかもしれないが、果たして。
[追記]
この訳はWindows 7の製品版でも修正されてない。
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