要は、開いたThinkPad X61sのLCD面の位置に、モニターアームで支えた21インチモニター(EIZOのS2110W-R)を持ってきたもの。モニターの標準状態ではスタンドが邪魔をして、この配置はできない。
普通にデュアルモニターでもいいのだが、
- モニターとキーボードの位置がずれると違和感が出る。
- 外付けキーボードを使うにしても、その選択が難しい。
- 場所をとる。
縦配置も可能。
以前、T教授がやっていたことを思い出した( 不定期連載 ゼロ・ハリのホームノマドへの道 ~真のロードウオーリアが使う「王様のパソコン」(後編)~)。モニターの視野角も問題ないことを確認したが、これだけの高さになると画面の上の方を見るには目線を上げなければならず、実用的ではない。
ThinkPadのLCD面が潰されそうに見えるが、がっちり支持されているので問題はない。
Ergotron MX自体については、流麗なデザインかつ堅牢な構造で、モノとしての満足度は高い。ただし、関節数が少ないので調整範囲には限りがあり、オールラウンドではない。動きはスムーズだが、6.3~13.6kgの対応重量に対してS2110W-Rのモニター部重量は5.8kgなので、他の参考にはならない。詳細はFlickrのErgotron MXに載せた。
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