UnityのWWWに代わる新しいUnityWebRequestが5.3で実プラットフォームで使えるようになったので、いつもの如くRxにしようとしたら、まだUniRxにラップしたクラスがなかったので、勉強がてら作ってみました。
といっても、neueccさんご本人がIssueを立てられているので、公式でもすぐサポートされると思いますが、そこはそれ。
流れとしては、UniRxにはCoroutineをObservableに変換するObservable.FromCoroutineがあるので、UnityWebRequestオブジェクトをいい感じにCoroutineにして、これをObservableに変換します。というか、ObservableWWWをベースにUnityWebRequestに合わせて修正したものを、UnityWebRequestのメソッドと引数に合わせてラップしていくだけです。
UnityWebRequestの基本的なCoroutineはこんな感じです。
UnityWebRequest.Getはファクトリーメソッドで、これにurlほかの引数を与えるとUnityWebRequestオブジェクトが返ってくるので、Sendメソッドを実行してyield returnで待ち、結果をisErrorプロパティで判別して、成功ならdownloadHandlerプロパティにアタッチされているDownloadHandlerへの参照が入っているので(ファクトリーメソッドによる)、ここからダウンロードされたものを取得します。
ファクトリーメソッドはGetのほか、Post、Put、Delete、HeadでRESTをカバーしていて、基本のGet以外にTexture用のGetTextureとAssetBundle用のGetAssetBundleもあります。実行はすべてSendで行われ、WWWのようにコンストラクト即実行とは違います。これに引っ掛かって少し悩みました。
これと同じことを、作成したObservableWebRequestでやるとこんな感じです。
ObservableWWWとクラス名が違うだけでした。
基本的なテストは基本のGetで確認しましたが、他はこれからです。といっても、UnityWebRequestは標準で使う限りシンプルなので、間違える要素は少ないと思いますが。
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