Shizuku Editionが登場したので、早速、当然にDiskMarkStreamで対応。
通常版との違い、サイズなどは自動で判別する。
しかし、この麗しい姿といい、青白基調の流麗なデザインといい、これを目にすると、殺伐としたベンチマークの世界(ついあれもこれもとデータを取ろうとして、環境を整えて計測しているうちに消耗戦になってきて、あまり美しい状況にはなり難い)に涼風が吹き込まれる、というより、まとめて毒気を飛ばされてしまう危険性がある……。
その意味では機械的なマクロツールであるDiskMarkStreamはそぐわない気もするが、多少矛盾をはらんでいた方が面白い、ということにしておこう。
なお、通常版のテーマのShizukuでもエッセンスは共通。
ちなみに、Windows 8ではSSDのドライブに対してコマンドプロンプトから簡単にTrimを発行できるので(Defragの/Lオプション)、DiskMarkStreamのバッチ実行機能を使えばテスト間にTrimをすることができる。
このためのバッチファイルの内容は以下のようなもの。対象のドライブはDで、結果は後から確認するためにresult.txtというファイルに出力している。
C:\Windows\System32\Defrag.exe D: /L >> C:\Work\result.txt
ただし、Windows 8が64bit版の場合、このパスではDefrag.exeがDiskMarkStreamから見えない問題がある。これは32bitのソフト(DiskMarkStreamは32bit)を64bitのWindows上で実行するときに起こり得る問題で、この場合は以下のようになる。
C:\Windows\Sysnative\Defrag.exe D: /L >> C:\Work\result.txt
どちらの場合もDefragは管理者として実行する必要があるので、DiskMarkStreamも起動時に管理者として実行する必要がある(DiskMarkStream自体は管理者として実行される必要はないが、バッチ実行を管理者として行うトリガーとし、かつバッチ実行の度にUACの承認を求められるのを避けるため)。
[追記]
Windows 8におけるTrimについて、Microsoftの担当者(Kiran Bangalore)が答えていた(Defragging SSDs a default?)。Windows 8では(Windows 7と同様に)ファイルの削除、移動の際にTrimを発行しているが、SSDの方がリアルタイムに処理できない場合を考えて、「ディスクの最適化」で定期的にTrimを発行するようになっている(これがデフォルト)とのこと。
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