このキーボードのキータッチを改善するための工作について。
(このエントリは一続きのエントリの2/2)
構造上、問題の第一はキーボードと下部筐体がきっちり固定されてないことにあるので(第二は筐体自体の剛性)、キーボードと筐体を固定する足を製作した。
手前側の5本は積層したアルミ板で、これをリブの間に嵌め込む形になる。奥側両端はスペーサー+ワッシャー+ネジによる柱、奥側中央はリブの横に貼り付ける方式。
これらの足とリブの一部にキーボードを両面テープで固定した(外からは見えないが)。
この結果、キーボードのばたつきが抑えられ、キータッチのかっちり感が大きく向上。
ただし、筐体自体の剛性の低さが、筐体裏の足を出さない状態ではさほどでもないが、足を立てた状態ではキータッチに響いてくる。これは何ともし難い。
おまけ。
スライドパッドは上部筐体に固定されるので、組立時には、キーボードを上部筐体に嵌めてスライドパッドとのフラットケーブルで繋いだ上で、下部筐体と嵌め合わせる必要があるが、これは難易度が高い。先にキーボードを下部筐体に固定した上で、上部筐体を被せる方が楽だが、スライドパッドのコネクタに後からフラットケーブルを挿す必要が出てくる。これは上下の筐体を合わせかけた状態での作業になるが、普通の工具では入らないので、ゼムクリップから製作。
L字型の先端をキーボード側から差し込んで、コネクタのロックを押し込む。
これで完成。
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