これにしたのはコンパクトで真四角な金属筐体というのが最大の理由で、消費電力については最大3.2Wというぐらいしか情報がなかった。
今時のハブにはたいてい省電力機能があって、例えばBuffaloのLSW3-GT-5NSでは不使用ポートの電力オフとケーブルの長さに応じた電力カットを謳っているが、GS105v3の場合は詳しい説明がない。一応、外箱には「Auto power-down mode saves energy when port is unused」との記述があるので、不使用ポートの電力オフ機能があることは分かるが。
そこでワットモニターで消費電力を測ってみたのが以下。
リンク 速度 | 使用 ポート数 | 消費電力 (W) | |
---|---|---|---|
電源オンのみ | 0 | 1.1 | |
ADSLルーターを接続 | 100M | 1 | 1.2 |
ThinkPad X61sを接続 | 1000M | 2 | 1.7 |
ReadyNAS Ultra 2を接続 | 1000M | 3 | 2.2 |
ThinkPad X60sを接続 | 1000M | 4 | 2.7 |
ReadyNAS Duoを接続 | 1000M | 5 | 3.2 |
ワットモニターの誤差もあり得るが、
- 基本は1.1W
- 使用ポートが増えるにつれ、大体0.5Wずつ増えていく
- 公称の最大3.2Wというのは正確
結果としては、消費電力を公表しているLSW3-GT-5NSより、いずれの状態でも消費電力は小さく、十分な省電力性が確保されていると思う。
問題ではないが、気づいたこともあって、それはLEDの光が強いこと。
下のLSW-GT-5Wの電源LEDがぼうっと点いているのに比べて、GS105v3のLEDは眩しく光っている。5つのポートを全部使用すると最大11個のLED(電源+1000Mの場合の各ポート2×5)が点灯する。ハブなので別にいいのだが、結構派手ではある。