1. InsertをDeleteにする
単にInsertキーを無効にするだけでもいいが、T400s以降のキーボードに倣ってDeleteキーの大型化に利用してみる。
基本的なやり方はレジストリでScancode Mapを設定する方法が使える。XPの頃からある手法だが、Windows 7 64bitでも使えた。
具体的には、Insertのスキャンコードは「E0 52」、Deleteは「E0 53」なので、HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layoutに新規のバイナリ値としてScancode Mapを追加し、以下を入力。
00 00 00 00 | 00 00 00 00 |
02 00 00 00 | 53 E0 52 E0 |
00 00 00 00 |
2. キートップも変える
この際、キートップもDeleteにしてみる。対象はThinkPad X61s。
Insertのキートップを引き抜く。真っ直ぐ上に引けば、まあ問題なく外れる。
代わりに、古くなって引退したキーボードから外したDeleteのキートップを嵌め込む。
以上で、擬似的な大型Deleteキーの出来上がり。