2008/06/08

ThinkPad X200 の予想(続)

またX200の流出写真が出ている。今度は広報用の製品写真のようで、角度が良く、細部が比較的よく見える。これで大体分かったようなものだが、これらから更に予測してみる。
  1. 全体的に、X6xの延長線上にあるデザインで、X300ほどの新奇さはない。

  2. LCDを12.1インチワイドとして改めて計算すると、LCDベゼルの大きさ=フットプリントは295×208mm。X6xと縦はほぼ同じで、横に27mm引き延ばしたことになる。

  3. キーボードベゼルに分割線はないので、X300のように上半分がRoll Cageということはなさそうである(そもそもRoll Cage自体を採用してないかもしれない)。

  4. 右側面は、X6xと基本的な形状は同じで、厚さもほぼ同じ。
    • HDDベイの蓋もX6xと同じぐらいなので、2.5インチHDDもおそらく入る。SSD搭載モデルでは、1.8インチSSDに変換カバーを付けるか、新たに2.5インチSSDを採用するのかもしれない。
    • インターフェイスは、IEEE1394が消えて、USBも1つ減。代わりにモデムが前に移動してきているが、これはX6xではケーブルを介していたのを、より理想的なマザーボード直付けにしたということか。電源コネクタがないが、これは後面に移動したものか。

  5. 本体前部の右側には細長い張り出しがある。
    • 右側の溝は、下面に切り欠きがあるので何かのスロットらしい。幅を計算すると25mm程度で、X6xのSDカード・スロットと一致するので、SDカード・スロットと思われる。X6xのスロットは、張り出しのあるPCカードを挿したときには使いにくかったので、改良ではある。
    • 左型の溝は、中に小さな張り出しがあり、また、LCD側のラッチにはスライド機構があるように見えないので、X300と同様のLCDリリースレバーと思われる。

  6. パームレストの左側面には(おそらく)Expressカード・スロットがある。

  7. パームレストの右側にSDカード・スロットがあり、左側にExpressカード・スロットがあるとすれば、バッテリーはパームレストの下には収めにくい。ということは、バッテリーの位置は本体後部が自然であり、右側面にCPUファンの排気口がないことを考え合わせれば、内部配置は大体X6xと同じと予想できる。
外観からはこれぐらいだが、X300に比べ、より小さいX200の方が軽量・コンパクト化を追求してないように見えるのが、少し拍子抜け。実用性は別として。

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