ぐらばく先生のエントリ(デスクトップアプリのタイルをカスタマイズする)のオチを見て、.VisualElementsManifest.xmlファイルで設定しない場合の、OSが自動選択する色を少し確かめてみた。
用意したアイコンは以下のサイズ。
で、色はMicrosoftのロゴの4色に、グレイを加えた5種類を作成。
これでスタート画面にショートカットを作成してみると……。
まずサイズは48x48のものが使用されている。が、これはDPIによって変わってくると思う(これは96の状態)。目的のタイル色は、グレイとオレンジ、ブルーは、近い色が自動選択されている。これらに対して、グリーンとイエローはアイコン色と関係なくグレイになっている。一応、ショートカットのアイコン設定をそれぞれ別のものに変えると、割り当てたアイコンに従ってタイルの色も同様に変わるので、再現性はある。
ということで、アイコンの背景色(というより、縁の色か)によっては近い色がOSによって自動選択されるものはある、と言えそう。
一方、完全なフラットデザインではなく背景が透過色になっている場合(現状、ほとんどのデスクトップアプリはそう)も見ると、
何となく縁の色を見てるっぽいのは分かるが、よく分からないものもあり、同じアイコンでもタイル色が違う場合も目撃しているので、当てになる法則性は見出しがたい。ということで、.VisualElementsManifest.xmlファイルを使うのがやはり正しいように思う。
タイル色のためだけに別ファイルを用意するのは避けられるといいなと思ってはみたけど、そうそう上手くいくとは限らないようで。