2010/04/13

滅せよInsert

ふと考えてみると、PCを使い始めて随分たつが、Insertキーを意図して使ったことがない。あるのは間違えて叩いた記憶だけ。いい加減、自分にとってInsertキーは不要かつ邪魔なだけの存在と断定していいと思う。よって、消えてもらうことにした。

1. InsertをDeleteにする


単にInsertキーを無効にするだけでもいいが、T400s以降のキーボードに倣ってDeleteキーの大型化に利用してみる。

基本的なやり方はレジストリでScancode Mapを設定する方法が使える。XPの頃からある手法だが、Windows 7 64bitでも使えた。


具体的には、Insertのスキャンコードは「E0 52」、Deleteは「E0 53」なので、HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layoutに新規のバイナリ値としてScancode Mapを追加し、以下を入力。
00 00 00 0000 00 00 00
02 00 00 0053 E0 52 E0
00 00 00 00

2. キートップも変える


この際、キートップもDeleteにしてみる。対象はThinkPad X61s。

Insertのキートップを引き抜く。真っ直ぐ上に引けば、まあ問題なく外れる。
Removed Insert key

代わりに、古くなって引退したキーボードから外したDeleteのキートップを嵌め込む。
Attached Delete key

以上で、擬似的な大型Deleteキーの出来上がり。